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東邦HD/4-9月は連結子会社増加で増収増益

2010年11月06日 / 決算

東邦ホールディングスが11月5日に発表した2011年3月期第2半期の業績は、売上高5198億5800万円(前年同期比9.1%増)、営業利益50億6000万円(73.5%増)、経常利益71億4000万円(61.1%増)、当期利益36億9200万円(61.5%増)となった。
医薬品卸売事業の売上高は5031億9400万円(8.8%増)、営業利益は43億9100万円となった。
医療用医薬品の販売は4月1日に、薬価基準が平均5.75%(厚生労働省公表値。長期収載品の2.2%追加引き下げ分を含めた実質的な改定率は平均約6.5%)引き下げられたことや昨年のインフルエンザ関連特需の反動の影響を受けたものの、新製品や需要が拡大する生活習慣病薬へ注力し、連結会社の増加や提案型営業の成果により市場平均を大きく上回り伸長した。
6月1日に南西薬品を完全子会社化し、同社の商号を沖縄東邦に変更した。経営統合により、「共創未来グループ」のネットワークは全国47都道府県全てをカバーすることになった。
7月1日に山口東邦がアスカムの茨城県における医薬品卸売事業を吸収分割により統合した。
調剤薬局事業の売上高は316億9200万円(22.8%増)、営業利益は10億5800万円となった。7月1日にはジャスファーマが薬研を吸収合併するとともに、トモニティ、ファーマスクエア、ネストのそれぞれの茨城県における調剤薬局事業をジャスファーマに統合するグループ内再編を行い、同県における調剤薬局事業の基盤強化を図った。
ネスト、ジャスファーマ、セイコー、ひまわり薬局の4社を新たに連結に加えた。
通期は売上高1兆600億円(5.8%増)、営業利益120億円(9.7%増)、経常利益147億円(4.0%増)、当期利益83億円(0.4%増)を見込んでいる。

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