流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イズミ/3-8月の売上1.6%増、営業利益4.2%増

2010年10月07日 / 決算

イズミが10月7日に発表した2011年2月期第2四半期業績によると、売上高は2463億4000万円(前年同期比1.6%増)、営業利益102億3200万円(4.2%増)、経常利益96億6900万円(2.9%増)、当期利益48億1500万円(4.2%増)となった。

商品別売上高は、衣料品330億1000万円(6.7%減)、住居関連203億8700万円(3.6%増)、食料品743億7600(3.7%)、直営計1277億7400万円(0.8%増)となった。

テナントの売上高は809億6100万円(4.7%増)、エクセル事業部は86億2900万円(3.5%減)、商品供給62億9000万円(8.6%減)。

地域別売上高は、中国地方が1060億1100万円(4.8%増)、九州地方973億1500万円(1.3%減)、その他203億2900万円(0.9%増)。

消費者の価格志向が強まる中、仕入先との連携による商品の調達と仕入原価の削減に取り組むとともに、競争力のある価格設定で集客力を向上させるべく食品売場のディスカウント化などを推し進めた。

需要の低迷が顕著な衣料品については、売場面積の適正化と在庫削減による売場鮮度の改善に取り組み、提案力ある新たな売場への切り替えを進めた。

総合小売事業の売上高は2312億8100万円(1.6%増)となった。単体の既存店売上高前年比は1.5%減となった。

カード事業会社ゆめカードは、キャッシング収入が6月から始まった総量規制の影響により減少したもののクレジット手数料の増加でこれを補い、売上高は34億2400万円(前年同期比 5.3%増)となった。

コスト面では、衣料品の在庫削減や生鮮品の市況上昇に伴い売上総利益率が悪化した一方、引き続き生産性の改善による人件費の抑制や水道光熱費・店舗管理費などの削減を進めた。

通期の業績は、売上高4943億円(0.4%増)、営業利益214億円(4.8%増)、経常利益201億円(1.9%増)、当期利益97億円(10.8%増)の見通し。 

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧