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サッポロドラッグストアー/4-9月は店舗運営改善で増収増益

2010年11月09日 / 決算

サッポロドラッグストアーが11月9日に発表した2011年2月期第2四半期決算は、売上高214億200万円(前年同期比2.5%増)、営業利益5億3600万円(4.3%増)、経常利益4億9800万円(4.4%増)、当期利益2億5300万円(6.3%増)だった。
店舗運営面では、ローコスト・オペレーションの実現のための作業改善や下期に稼動する自動発注システムの導入、運用実験を行った。
シティードラッグ1店舗とスーパードラッグストア1店舗の2店舗を新設し、3店舗を閉店した結果、期末店舗数はドラッグストア117店舗、調剤薬局11店舗の計128店舗となった。
そのような状況の中、改装などによる既存店の活性化や営業時間の延長を19店舗で実施した。
ドラッグストア事業の売上高は204億6300万円、売上総利益は46億5700万円、販売費及び一般管理費は41億9700万円、営業利益は4億6000万円となった。
消費者の生活防衛意識や節約志向の高まりから、消費は低調に推移したが、猛暑の影響による飲料などの夏物商材の売上は好調に推移した。昨年度の新型インフルエンザによる特需の反動でマスク等の売上は減少した。
調剤事業の売上高は8億6900万円、販売費及び一般管理費2億1200万円、営業利益は5100万円となった。
薬価の改正により薬価の引き下げが行われたが、既存店の売上は前年並みを維持し、昨年度出店の薬局の売上が伸張した。
通期の売上高369億7000万円、営業利益7億5500万円、経常利益6億9400万円、当期利益3億2400万円の見通し。決算期変更のため、前年同期比の記載はない。

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