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AOKIホールディングス/4-9月は既存店好調で増収増益

2010年11月10日 / 決算

AOKIホールディングスが11月10日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高は586億300万円(前年同期比1.2%増)、営業利益21億3200万円(70.6%増)、経常利益27億3000万円(59.8%増)、当期利益4億4600万円(51.4%減)となった。
ファッション事業の売上高は354億6600万円(1.0%減)、営業利益は5億9700万円(前期は6億7100万円の営業損失)となった。既存店が好調に推移したことと前期に閉店したM/X店舗の売上高と営業損失が減少したため減収増益となった。
洗濯機で洗える「プレミアムウォッシュシリーズ」など機能性商品を拡充するとともに、ジャケット・スラックスを中心としたトータルコーディネートブランド「CAFESOHO」やレディス商品を強化した。7月以降は猛暑日が続いた影響により、シャツ・スラックス等のクールビズ関連商品やサマーフォーマル等の夏物衣料が好調に推移した。
1店舗を新規出店する一方、4店舗を閉鎖、期末店舗数は428店舗となった。
ORIHICA(オリヒカ)は、商品面で幅広い年代や女性の顧客に対応できる商品構成の強化を推進した。初の駅地下店舗となる「八重洲地下街店」を含め8店舗を新規出店する一方、3店舗を閉鎖、期末店舗数は57店舗となった。
アニヴェルセル・ブライダル事業の売上高は109億9000万円(2.4%減)、営業利益は7億8600万円(22.4%減)だった。
カラオケルーム運営事業の売上高は61億1000万円(4.8%増)、営業利益4億400万円(25.0%減)だった。東京の駅前商業ビルの6店舗を含む8店舗を新規出店、5店舗を閉鎖、期末店舗数は121店舗となった。
複合カフェ運営事業の売上高は60億5200万円(21.2%増)、営業利益4億8900万円(35.3%増)となった。関東・中京・関西を中心とした既存エリアへ9店舗を出店、期末店舗数142店舗となった。
通期の業績予想は、売上高1303億円(0.6%減)、営業利益103億円(3.5%増)、経常利益112億円(4.2%増)、当期利益40億円(10.5%増)の見通し。

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