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AOKIホールディングス/3月期は販促好調で増収増益

2011年05月16日 / 決算

AOKIホールディングスが5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は1325億6100万円(前年同期比1.1%増)、営業利益109億5200万円(10.0%増)、経常利益120億5700万円(12.2%増)、当期利益35億7500万円(1.2%減)となった。
ファッション事業の売上高は861億9300万円(0.3%増)、営業利益79億8500万円(37.8%増)となった。

AOKIでは、洗濯機で丸洗いできる「プレミアムウォッシュスーツ」やスーツの温度を自動調節する「プレミアムサーモスタットスーツ」、ファション性に機能性をプラスした「3Dスリムスーツ」等の核商品を中心とした品揃え・販促・演出・営業企画を連動させ、既存店の活性化に注力した。
ファッションプロモーションとセールスプロモーションをメリハリをつけて実施した結果、客数が増加した。フレッシャーズのファッションプロモーションでは、男性向けに加え、初めて女性向けのテレビCMや雑誌とのコラボレーションを実施した結果、女性のフレッシャーズの客数が増加した。
4店を新規出店する一方、8店を閉鎖、期末店舗数は427店舗となった。ORIHICA(オリヒカ)は、プロトタイプの磨き上げに注力するとともに、重点出店エリアのひとつである東京都内に8店を含め、21店を積極的に出店する一方、3店を閉鎖した結果、期末店舗数は70店舗となった。
東日本大震災により、東北と北関東の一部店舗の一時的な休業やその後の1都8県における計画停電の影響等を受けたものの、既存店が期初から継続して堅調に推移したことと前期に閉店したM/X店舗の営業損失が減少したため、増収増益となった。
来期は、売上高1390億円(4.9%増)、営業利益112億円(2.3%増)、経常利益121億円(0.4%増)、当期利益50億円(39.9%増)の見通し。

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