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マックスバリュ西日本/3-11月、買上点数増加などで売上高9.6%増

2010年12月23日 / 決算

マックスバリュ西日本が12月21日に発表した2011年2月期第3四半期決算によると、売上高は1798億5500万円(前年同期比9.6%増)、営業利益41億8500万円(4.8%増)、経常利益43億6000万円(1.9%増)、当期利益21億6500万円(4.3%増)となった。
部門別売上高は、加工食品419億8600万円(7.6%増)、酒類138億4800万円(10.7%増)、日配食品163億1900万円(7.0%増)、乳製品・冷蔵飲料134億8600万円(12.3%増)、冷凍食品55億7300万円(10.9%増)、寿司・惣菜・弁当144億1400万円(13.0%増)、パン・生菓子97億6200万円(5.4%増)、農産品190億9500万円(13.0%増)、水産品137億6400万円(6.8%増)、畜産品146億900万円(6.5%増)だった。
品質管理レベルの更なる向上と火曜市・水曜市の活性化や購入頻度の高い商品の低価格化と単品量販(強い単品)による買上点数アップの施策に取り組んだ。
「強い単品」づくりの一環として、水産部門ではセンターでの加工工程から店舗における販売に至るまでのコストを削減することにより、低価格を実現した。全社買上点数は10.3点(0.3点増)と増加し、売上高の増加に貢献した。
引き続き小売業のビジネスサイクルの体内化に努め、作業を「やめる」「減らす」「やり方を変える」ことによって、いかにシンプルにビジネスサイクルを回すかに注力した。
機構改革によって営業組織下にスーパーバイザーを配置することで、現場でのビジネスサイクルの浸透を図り、店舗における品揃え、売場づくりなどの販売力の強化と生産性の向上に取り組んだ。販売費及び一般管理費の対売上高比率は23.9%と0.3ポイント改善した。
西今宿店、ザ・ビッグ多度津店、ザ・ビッグ奥田南店、東加古川店、エクスプレス広島駅北口店、三木北店、ザ・ビッグ鴨方店、ザ・ビッグ笠岡店、町坪店、菅生店、ザ・ビッグ神辺店、ザ・ビッグ連島店、ザ・ビッグ国分寺店、ザ・ビッグ松神子店、ザ・ビッグ倉敷店の15店舗を開店した。
この内、5店舗はマックスバリュ店舗からザ・ビッグ店舗への業態転換であり、豊富な品揃えと低価格を実現したザ・ビッグ業態の出店を積極的に行った結果、ザ・ビッグ店舗は全社162店舗中28店舗となった。
通期は、売上高2360億円(5.6%増)、営業利益76億円(10.5%増)、経常利益77億円(6.5%増)、当期利益43億円(1.5%増)の見通し。

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