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マックスバリュ西日本/3-8月の売上高7.9%増、営業利益7.7%減

2010年09月27日 / 決算

マックスバリュ西日本が9月27日に発表した2011年2月期第2四半期決算によると、売上高は1173億3500万円(前年同期比7.9%増)、営業利益27億600万円(7.7%減)、経常利益28億1900万円(9.8%減)、当期利益14億300万円(4.3%減)となった。

営業面では、旬の素材にあわせて簡単調味料やこだわり調味料をコーナー展開し、旬のおいしさを家庭で簡単に味わえるメニュー提案をした。生鮮は手間をかけずに食べられる簡便商材の売場を拡大、デリカは、夕食の1品としてすぐに食べられる商品をできたてで提供し、利便性向上に努めた。

デイリーは、品揃え品目数を1850品目から1400品目に絞り込み、見やすく選びやすい売場への変更を行った。全国的に需要が高まっているヨーグルトは、機能性別や性質別などニーズに合わせた売場へ変更した。

「やめる」「減らす」「やり方を変える」作業を洗い出すことで、作業効率の改善に取り組んだ。キャベツや白菜などのカット商品は、外部に加工を委託し店内作業の削減を図った。加工食品や冷凍食品に続き、ハムソーセージや乳加工品についても自動発注を導入した。

第2四半期累計期間に、マックスバリュ(MV)西今宿店(兵庫県姫路市)、ザ・ビッグ多度津店(香川県仲多度郡)、ザ・ビッグ奥田南店(岡山市北区)、MV東加古川店(兵庫県加古川市)、MVエクスプレス広島駅北口店(広島市東区)、ザ・ビッグ鴨方店(岡山県浅口市)、MV三木北店(兵庫県三木市)、ザ・ビッグ笠岡店(岡山県笠岡市)、MV町坪店(兵庫県姫路市)、MV菅生店(兵庫県姫路市)、ザ・ビッグ神辺店(広島県福山市)の11店舗を開店した。

このうち、ザ・ビッグ神辺店を除くザ・ビッグ4店舗は、いずれもMV店舗からの業態転換で、ザ・ビッグ業態の出店を加速した岡山県下では、県下9店舗中4店舗がビッグ業態となった。

通期は、売上高2360億円(5.6%増)、営業利益76億円(10.5%増)、経常利益77億円(6.5%増)、当期利益43億円(1.5%増)の見通し。 

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