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東京スタイル/3月~5月は当期損失36億円

2011年07月19日 / 決算

TSIホールディングスが7月13日に発表した東京スタイルの2012年2月期第1四半期決算によると、売上高139億1300万円(前年同期比6.0%増)、営業損失13億1100万円(前期は4億1400万円の営業利益)、経常損失19億2500万円(前期9億5900万円の経常利益)、当期損失36億9200万円(9億5900万円の当期利益)となった。
アパレル業界では、個人消費が大幅に減少するなか、復興支援ムードの高まりなど一部に回復の兆しが見られるものの、企業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況が続いている。
将来を見据えた新しいビジネスモデルの構築に向けて様々な施策に積極的に取り組んだ。特に、「F1層」と呼ばれる20才から34才までの女性をターゲットにした自社ブランド開発を積極的に行なうとともに、複数の個性ある有力セレクトショップのM&Aによるグループ化など、拡大戦略を強力に推し進めた。
営業損益は、新ブランドの開発や広告宣伝の強化といった積極的な先行投資による経費の増加と、戦略的なM&Aに対するのれん代の償却費負担により営業損失となった。

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