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ニッセン/冬物衣料好調で通期業績予想を上方修正

2012年01月11日 / 決算

ニッセンホールディングスは1月11日、2011年12月期の連結業績予想の修正を発表した。売上高1407億円(前回予想比0.2%増)、営業利益27億円(13.4%増)、経常利益28億5000万円(31.9%増)、当期利益22億5000万円(42.4%増)とした。
グループの主力事業である通販事業のニッセンにおいて、前回修正予想の発表以降に全国的に気温が低く推移したため秋冬シーズン商品の受注が回復傾向にある。その結果、当期の売上高も前回発表予想を若干上回る見込みとなった。
利益面では、受注増に伴う限界利益の増加に加え、秋冬シーズン商品の堅調な販売により想定以上に値引き率が減少するなど原価率の良化を見込んでいる。
2012年度以降の秋冬商品の受注予測が当初予想より増加し、カタログ関連費用の次期への繰延などが利益を押し上げる要因となった。
持分法適用関連会社のニッセン・ジー・イー・クレジットでは、貸倒引当金計上額が当初の見込みよりも良化するなど貸倒関連費用の減少により、持分法投資損益が改善する見込みという。

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