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ニッセンHD/1~9月は売上高17.2%増、営業損失5億5800万円

2012年10月24日 / 決算

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ニッセンホールディングスが10月24日に発表した2012年12月期第3四半期決算は、売上高1181億7900万円(前年同期比17.2%増)、営業損失5億5800万円(前期は13億2400万円の営業利益)、経常損失1億4900万円(15億3600万円の経常利益)、当期損失4億6200万円(7億1600万円の当期利益)となった。

主力事業であるコマース事業は、ニッセンにおいて、下期運営方針のもと質的改善を重視してプロモーションコストを抑制したことや、長引く残暑の影響などにより受注が伸び悩んだ。

第3四半期から、シャディ関連連結3社(シャディ、エニシル、スリーハート・コーポレーション)の損益計算書が連結対象となった結果、売上高は増収となった。

利益面は、シャディにおいて、売上が低調な季節性に加えて基幹システム入替による売上への影響やコスト増により損失が発生した。

ニッセンでは、気温が高めに推移したことにより秋物商品の動向が鈍く想定通りに売上が伸びなかったことによる限界利益の減少や、受注・配送コストの費用効率が悪化したことなどにより、コマース事業のセグメント損益は前年同期の実績を下回った。

通期は、売上高1826億円、営業利益24億5000万円、経常利益29億円、当期利益25億円の見通し。

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