流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





TSUTAYA/3月期の書籍・雑誌売上1157億円

2014年05月15日 / 商品決算

カルチュア・コンビニエンス・クラブTSUTAYAカンパニーは5月15日、2014年3月期のTSUTAYA書籍・雑誌売上高が1157億円(前年同期比4.3%増)となり、19年連続の前年越えとなったと発表した。

<売上高の推移>
20140515tsutaya1

CCCが、全国に展開する「TSUTAYA」「蔦屋書店」における2013年4月から2014年3月までの書籍・雑誌販売額が過去最高を更新した。販売額にはネット通販分は含まない。

<TSUTAYA BOOK STORE>
20140515tsutaya2

TSUTAYAは「蔦屋書店枚方駅前店(現TSUTAYA枚方駅前本店)」を創業後、1994年から書店事業のフランチャイズ展開を開始し、今年がFC事業として本格的に開始してから20年目に当たる。書籍は19年連続で販売額が拡大し、今年度DVDレンタルの売上額を初めて上回った。

Tカードを活用したデータ分析に基づく品そろえや読書提案の企画などを立地や利用者の傾向、規模などに合わせて実施したほか、専門書や希少書籍も含めて取扱う大型書店の出店を進めた。

ネット通販や電子書籍では得られない、書店ならではの価値を追求する取組みとして、新しいライフスタイルが見つかる「発見のある売場作り」のほか、購入前の本や雑誌でもコーヒーを飲みなが
ら選ぶことができるBOOK&CAFEスタイルの書籍・雑誌売場など、品そろえだけではない「本(=ライフスタイル」を選ぶ場」としての書店の価値の提供を目指した。

今後も、店舗拡大や新たな売場作り、BOOK&CAFEスタイルの展開、復刊を含めた商品企画など、さまざまな取組みを通じて、顧客価値の高い「リアル書店」の展開を拡大する。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧