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東邦HD/第2四半期業績予想を下方修正

2014年10月24日 / 決算

東邦ホールディングスは10月24日、2015年3月期第2四半期連結業績予想の修正を発表した。

売上高5600億円(前回予想比5.7%減)、営業利益26億円(60.0%減)、経常利益55億円(41.5%減)、当期利益30億円(48.3%減)に下方修正した。

医療用医薬品市場は、4月に薬価改定と診療報酬改定が実施され薬価の引下げが行なわれた。

診療報酬改定ではジェネリック医薬品の使用が一層促進され、長期収載品の売上の落ち込みが想定以上となった。

消費税増税にともなう駆け込み需要の反動に加え、消費税増税や天候不順による受診抑制が重なり、売上高は予想を大きく下回る見込みとなった。

一方、事業の効率化に向けての物流センターやコールセンターの稼働にともない今期見込んでいたコスト削減については、十分な成果をあげる段階に至らなかった。

調剤薬局事業は、見込んでいた経費削減が遅れており、費用が先行している状況となった。その結果、営業利益、経常利益、当期利益も、前回公表の予想値を下回る見込みとなった。

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