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イオン/3~5月は売上高17.9%増、営業利益55.4%増

2015年07月08日 / 決算

イオンが7月8日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高2兆194億1700万円(前年同期比17.9%増)、営業利益349億1300万円(55.4%増)、経常利益357億8400万円(42.2%増)、当期利益50億2000万円(283.1%増)となった。

GMS事業は、売上高6628億1100万円(2.5%減)、営業損失47億9000万円(39億6700万円の減益)となった。

イオンリテールは、各地域カンパニーへの商品部を中心とした人材配置や権限委譲に加え、接客レベルの向上に向けた売場人員の拡充など、現場力を一層強化する組織改革を実施した。

新たな組織体制のもと、引き続き「売場の専門店化」や「PB(プライベートブランド)の強化」、店舗競争力を高める「既存店舗の活性化」を推進するほか、地場生鮮商品を充実させた品そろえや地域限定商品の開発など、地域密着経営の深耕に取り組み、収益の拡大を図った。

3月度は、消費税増税前の駆け込み需要が発生した前年の反動を受けたものの、4月度、5月度の売上高は大幅に伸長した。

直営荒利益率は、衣料品部門において季節商品の売上が低調に推移したことなどが主な要因となり、前期を0.6ポイント下回った。販管費は、店舗オペレーションの効率化などの経費コントロールが奏功し、0.1%減となった。

通期は、売上高8兆円、営業利益1750億円、経常利益1650億円、当期利益425億円の見通し。

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