カルビー／4～6月期は10％増収55％増益、スナック菓子など好調

2013年08月09日／決算

カルビーは8月9日、2014年3月期第1四半期（4～6月）連結決算を発表した。

売上高は475億5100万円（前年同期比9.8％増）、営業利益は45億6900万円（20.7％増）、経常利益は50億1900万円（39.6％増）、純利益は32億1300万円（55.0％増）だった。

事業の柱である食品製造販売セグメントの売上高は、9.7％増の467億5900万円だった。スナック菓子やシリアル食品、海外事業が好調だった。

主力のスナック菓子部門の内訳は、ポテト系スナックが4.2％増収、小麦系スナックが7.9％増収、コーン系スナックが11.9％増収、「ベジップス」などを含むその他スナックが57％増収。

利益面では、増収とコストリダクションの効果により、営業利益が拡大。円安による為替差益の発生で経常利益も増加した。

純利益は、有価証券売却益として3億7400万円を計上したことなどにより大幅増となった。

通期予想は据え置き。売上高が1900億円（前期比5.9％増）に、営業利益が180億円（14.0％増）、経常利益が180億円（5.1％増）に、純利益が104億円（10.2％増）になると見込んでいる。

関連記事