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ファミリーマート/循環型食材活用の野菜スープ発売

2009年09月14日 / 商品

ファミリーマートは9月11日、循環型食材を使用した環境にやさしい「野菜スープ(玉ねぎ)」を、22日から、全国のファミリーマートで発売すると発表した。

税込価格148円。北海道・沖縄県を除く地域での販売。

新発売の「野菜スープ(玉ねぎ)」は、スープ製造過程で出た、肉・骨・野菜などの「だしガラ」を発酵させて堆肥化し、有機栽培した長崎県産玉ねぎを炒めた玉ねぎソテーを使用。通常捨てられることが多い「だしガラ」を、堆肥として再利用し玉ねぎを育成。スープの中具として使用することで、食品を循環させる試み。

ファミリーマートは、ことし3月、中食メーカー2社、肥飼料など製造者・利用者2社とともに、食品リサイクル法に基づく食品リサイクルループの構築を行う「再生利用事業計画」について、農林水産省、環境省、経済産業省から認定を受けた。

具体的な取り組みとして、5月には、東京7区内のファミリーマート約120店舗と中食メーカー2社8工場から出る食品循環資源を回収して「リキッドフィーディング」により飼育した豚を使って、「豚焼肉丼」を千葉県内の約300店舗で発売した。

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