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食品安全委員会/原発と食品の安全性についての見解を更新

2011年03月30日 / トピックス商品

内閣府に設置されている食品安全委員会は3月29日、「東北地方太平洋沖地震の原子力発電所への影響と食品の安全性について」を更新した。
委員会では3月16日から、発表しており、今回が第15報目。
<日常生活と放射線の関係>20110330syokuhin.jpg

食品を介した放射性物質の健康への影響など16問のQ&Aやこれまで各行政機関で発表した食品に関する見解のリンクなどをまとめている。
書面によると、食品を介した放射性物質の健康への影響については、3月17日から厚生労働省が食品衛生法に基づいて原子力安全委員会の定める指標値を前提的な規制値とし、この規制値を超える食品の流通をさせないよう各都道府県に求めているという。
また、水道水については原子力安全委員会が設定した「飲食物摂取制限に関する指標」を超過した場合、指標を超えるものは飲用を控えること、入浴等の生活用水としての利用には問題がないこと、代替となる飲用水がない場合には、飲用しても差し支えないといった厚生労働省の見解を紹介している。
■東北地方太平洋沖地震の原子力発電所への影響と食品の安全性についてhttp://www.fsc.go.jp/sonota/emerg/emerg_genshiro_20110316.pdf

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