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ワールド/兵庫の播州織を使用したドクターコート開発

2015年02月25日 / トピックス商品

ワールドは2月25日、兵庫県の地場産業である播州織を使用したファッション性と機能性を併せ持つドクターコートを開発した発表した。

<商品の一例>
商品の一例

4月下旬から、「FIELD WORLD(フィールドワールド)」のブランド名で専用ホームページを開設し、受注販売を開始する。

本社があるポートアイランドは、神戸市が推進するファッション都市構想の一環として、1983年にファッション、真珠、洋菓子の企業が進出するファッションタウンが街開きし、その後、1998年から推進する「医療産業都市構想」により、第二期区画には医療関連産業の集積が図られている。

今回、開発したドクターコートは、神戸市の強みである「ファッション」と「医療」が一つになり、兵庫県の地場産業である播州織の素材を活かすことで「KOBE」ならではの魅力を持つ商品とした。

従来の機能性を重視しながらも、テーラードジャケットのような洗練された美しいデザインとシルエットを実現し、自社の国内グループ工場で加工・縫製をした「メード・イン・ジャパン」の品質と国内のファッションアパレルメーカーでは、自社だけがライセンスを持つポリジン加工で抗菌防臭機能を施した。

素材は、兵庫県の地場産業である播州織メーカー植山グループ(兵庫県多可郡多可町)と共同で開発に取り組み、ドクターコートに適した高級感のある風合いとストレッチ性を実現した。

播州織は、兵庫県の内陸部に位置する西脇市、加西市、加東市、丹波市、多可町の4市1町にまたがる北播磨地域で江戸時代から生産されてきた綿織物。

美しく染められた糸を織り上げる「先染め」による光沢ある豊かな色柄と布の丈夫さ、自然な肌触りが特徴。主にシャツやブラウスの生地などに使われており、国内のほか海外の一流ブランドからも高く評価されている織物という。

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