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水産庁／有明海の二枚貝資源回復に向け関係県と協議

2013年02月20日 ／ 行政

水産庁はこのほど、有明海における二枚貝資源の回復に向け、「垂下養殖技術」などの実証試験実施に向けた取組について、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県と協議した。

垂下式養殖とは、対象生物を籠や網袋などの容器に入れたり、貝殻や縄などの装置に付着させた状態で海中に垂下し、天然餌料で成長させる養殖法をいう。

議題となった二枚貝は、アサリやタイラギ。

会議では、各県の海域特性に応じて同技術を活用し、地元漁業者などの協力を得ながら有明海の二枚貝資源の生産回復に取り組んでいくことで意見が一致した。今後、国と各県が実施時期や海域について詳細を検討していく。

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