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インターコム/EDI受注業務支援パッケージを発売

2009年04月07日 / IT・システム

通信ソフトの開発メーカー、インターコムは、中小規模の卸売業者やメーカー向けEDI受注業務支援パッケージ「EOSらくらく受発注(イーオーエスラクラクジュハッチュウ)」を5月1日に発売する。

受注から支払まで流通BMSで規定された業務をサポートする。

流通業界の次世代EDIガイドラインである流通BMSは、2007年の初公開から2年が経過。スーパー業界やグロサリー(加工食品/日用品)業界、アパレル業界、生鮮業界などで流通BMSが導入されている。流通BMSは、インターネットEDIを利用するため、従来型EDIで発生した回線コストや通信時間の問題を解決する。流通BMSの対象業界が広がったことで、EDIの導入メリットが明確になるため、大企業はじめ、中小規模企業でもEDIの普及が見込まれている。

<システム概念図>
20090407edi.jpg

新製品の「EOSらくらく受発注」は、流通BMSの規定業務に対応する受注業務用アプリケーション。発注、出荷など各種業務メッセージの参照/作成/送受信から、ピッキングリスト(出荷物の集品指示書)や納品明細書などの各種帳票出力まで、中小規模のEDI受注業務に必要とされる機能を備えている。流通BMSで規定される6業務8メッセージのXMLデータ処理機能や、インターネットEDI(JX手順クライアント側)の通信機能を標準で搭載しており、流通BMSに迅速に対応したEDIを開始することが可能だ。

主な特長としては、業務フローが一目でわかるユーザーに優しいインターフェースの採用。SCMラベルを利用した出荷梱包からASNデータの送信まで、バーコードとEDIを連携させた高度な出荷検品作業への対応。既存システムとのデータ連携を実現するCSVやJCA標準形式での外部出力への対応などが挙げられる。

問い合わせ
インターコム
企業情報システム事業部営業部
TEL.03-3839-6240
https://secure.intercom.co.jp/edi/eos/index.html

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