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プラネット/ファイネットと商品データベースを相互連携

2010年03月19日 / IT・システム

EDIサービスや商品データベースを提供するプラネットとファイネットは3月19日、ことし7月から、双方の商品データベースを相互連携することで合意したと発表した。

日用品・化粧品や一般用医薬品の情報を扱うプラネットの商品データベースと、酒類・加工食品の商品情報を扱うファイネットのFDBが相互連携することで、データベース全体の登録商品件数は約16万件となり、商品画像を含む商品データベースとしては国内最大となる。

現在、「日用品・化粧品業界」・「酒類・加工食品業界」、両業界の商品を扱う小売業や卸売業では、商品データベースを2つ以上利用せざるを得ない状況にある。相互連携により、業界の垣根を越えた商品情報活用が可能になり、特にドラッグストアやGMS・SMといった幅広く商品を取りそろえる小売業では、情報収集業務の効率化が実現される。

また、プラネットが提供する、商品データベースの情報を自社商品マスタに自動で取り込めるサービス「商品マスタ登録支援サービス」に酒類・加工食品の情報も取り込めるようになる。小売業が自社に取り込む取扱商品情報(商品マスタ)の精度向上という点でも、業務効率化に寄与するものとなる。

プラネットとファイネットの2社は、相互連携による商品データベースの利便性向上の結果として、利用企業や登録企業の拡大を目指す。当初は双方のデータ精度を確認しながら、テスト的に運用を行なう。

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