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良品計画、東急ハンズ/Twitterにも連携した店舗の在庫検索で共同実験

2010年03月08日 / IT・システム

良品計画と東急ハンズは3月8日から3月末日まで、ユーザーがインターネット上で実際の店舗在庫を検索できるサイト「コレカモネット」の実証試験を行うと発表した。

この実験は、経済産業省による、「ITとサービスの融合による新市場促進事業(e空間実証事業二次公募)」の公募で、東急ハンズが委託先として選定されたもの。

コレカモネットはソーシャル・ウェブサービスのTwitter風のインターフェイスにより、検索者との対話形式で回答を導き出す方式で、欲しい商品を「つぶやく」と、カモ型ロボットキャラクターの「コレカモさん」がお奨め商品、取り扱い店舗、在庫状況を回答する。

また、Twitterとの連携により、Twitterから@korekamo宛にメッセージを投稿すると、Twitter上で回答を確認することも可能。両社はコレカモネットを、情報発信力の高いTwitterと関連した情報発信で、若年層を中心とした潜在顧客の来店動機を誘発するツールとしての効果を狙う。

実験では、対象店舗を無印良品の有楽町店など関東圏の20店舗、対象商品を新生活で提案する約350アイテムに限定し、実施後の効果測定を行う。

なおコレカモネットでは、将来的に店頭での取り置きや、配送サービスなどの機能を追加することも検討中。3月末の実証実験終了後、効果などを検証の上、他の小売業にも参加を呼びかけ、サービスを継続して提供する。

■コレカモネット
http://korekamo.net/

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