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eBookJapan／電子書籍閲覧ソフトがテキスト形式のフォーマット対応

2012年09月04日 ／ IT・システム

イーブックイニシアティブジャパンは9月4日、電子書籍閲覧ソフトである「ebiReader」「ebi.BookReader」を、今秋から順次、テキストフォーマットに対応させていくと発表した。

オリジナルの画像フォーマットのebi形式のほか、ドットブック（.book）、XMDFと国際規格であるePub形式のテキストフォーマットに対応する。

対応出版社の多いドットブック（.book）とXMDFで作成された電子書籍もebiReader、ebi.BookReaderで表示できるよう対応する施策で、今後普及の加速が予測されるePubについても、適時に対応を進める。

今後、世界最大級の品揃えを誇るマンガ、画像を多用する写真集・図鑑・料理本、組版の複雑な専門書・実用書・ビジネス書、2000年以前に作成されテキストフォーマット化するのが困難な書籍などは、引き続き画像形式のebiフォーマットで提供し、最近の文芸書やビジネス書などはテキストフォーマットにて、提供する計画だ。

ユーザーは、従来の操作性を維持しながら同一ソフト上でより幅広い電子書籍の読書を楽しめるという。

現時点での売上高に占める一般書籍売上の割合は5％未満だが、今回の対応により、将来的には一般書籍売上が数倍になると見込んでいる。

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