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IBM/Amazon Web Servicesにソフトウェアを提供

2009年02月27日 / IT・システム

IBMは、Amazon.com Incの関連子会社Amazon Web Services(AWS)と新規に契約を結び、IBMの業界最先端のソフトウェアを顧客と開発者に向けて提供すると発表した。

この新しいモデル” pay-as-you-go(使用都度払い)”は顧客に、 Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)環境での、IBMDB2、Informix Dynamic Server、WebSphere? Portal、Lotus Web Content Management、WebSphere sMash、そしてNovell社の SUSE Linux OSのソフトウェアに関連する開発や実証製品へのアクセスを提供するもの。

IBMとAWSは、ソフトウェア開発者がオープン・スタンダード・ベースのソリューションを簡単に構築でき、プロセスを簡易化するために必要な技術的リソースを提供する。

まず、IBMは、新Amazon Machine Images (AMIs)を開発・テスト目的のために無料で提供し、ソフトウェア開発者がAmazon EC2環境において、IBMソフトウェア・ベースの試作アプリケーションを迅速に設計できるよう支援する。

新ポートフォリオは将来、IBM Tivoliソフトウェアのサービス・マネージメント機能を取り入れ、Amazon EC2によって、お客様がクラウド環境でのダイナミック・インフラストラクチャーをコントロールし、オートメーション化することを支援する。

Amazon Web Servicesのビジネス開発部の統括者、テリー・ワイズ氏は「私たちがIBMと協調して、このアプリケーション設計・開発の新モデルを、全ての規模の企業に提供できることを、とても嬉しく思います。Amazon EC2によるIBMソフトウェアのクラウドへの適用は、より多くの企業が、信頼性・拡張性が高く、コスト効率の良い、クラウドのインフラストラクチャーを活用することを支援します。」と述べている。

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