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チヨダ/3月の売上18.7%減、既存店17.5%減

2011年04月04日 / 月次

チヨダ(2010年2月期売上高:1664億円)が4月4日に発表した3月の売上客数前年比(速報)は、全社全店売上高が前年同月比18.7%減、客数21.2%減、客単価3.1%増となった。
既存店は売上高17.5%減、客数19.9%減、客単価3.0%増だった。
3月11日に発生した東日本大震災の影響で東北地区および関東地区の一部が被災し一時営業不能となった店舗が続出したほか、関東全域の計画停電の影響や全国的な消費の冷え込みを受けて既存店売上が大苦戦を強いられた。 
広告自粛の影響で、東北地区・関東地区を中心にチラシ販促やTVCMが中止となり、既存店売上にとっては大きなダメージとなった。 
部門別に見ても、全ての部門で既存店売上が減少。好調に売れたのは、女性用トーニングシューズの新PB「セダー・クレスト デュオモーションズ」や高品質・低価格の統一販促「990プロジェクト」の商品などにとどまった。販売点数は2割程減少したものの、販売単価は4%程度上昇した。

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