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ユナイテッドアローズ/3月の売上18.9%減、既存店は17.0%減

2011年04月04日 / 月次

ユナイテッドアローズ(2010年3月期売上高:835億円)が4月4日に発表した3月の月次売上概況速報によると、全社売上高は前年同月比18.9%減、既存店(小売+通販既存店)は17.0%減となった。
アウトレット売上高は33.7%減、小売全店売上高は17.0%減、通販全店売上高は9.7%減だった。
来客数は小売全店が14.5%減、既存店が22.9%減となり、客単価は小売全店が9.8%増、既存店は6.3%増だった。
小売店舗で5店を新規出店、3店を閉店。月末店舗数は189店(既存店154店)となった。
3月初旬は春物商材が順調に推移したが、東日本大震災の影響により、東北・関東地区の店舗で臨時休業が発生した他、関東地区の店舗においては計画停電に伴い営業時間を短縮したため、売上は前年同月を大きく下回った。
しかし、月最終週頃からは徐々に営業時間短縮が緩和され、式典や新生活に向けたアイテムを中心に、売上は回復基調にある。 
春物商品の好調アイテムは、メンズは、ジャケット、カーディガン、シャツ、チノパンツ、カーゴパンツ。ウィメンズは、シャツ、ブラウス、チュニック、ストール、ショートパンツ。
小売既存店の考え方として、「月中1日以上休業した店舗は既存店から除外する」というルールを設定しているが、3月は例外の措置として、これらの店舗も既存店としてカウントした上で、既存店前期比等を算出した。ただし、休業日数の多い4店舗は既存店から除外した。

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