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原信ナルスHD/VMD強化型店舗の出店を明確化

2010年12月14日 / トピックス店舗

原信ナルスホールディングスはこのほど、中期経営計画を策定した。その中で、ビジュアルマーチャンダイジングを強化したニューコンセプト店舗の出店を掲げている。
<ニューコンセプト店舗の売場事例>20101214harashin.jpg
2010年3月に開店した原信三沢店(新潟県長岡市)をニューコンセプトの実験店舗として開店。6月には既存店の原信岩上店(柏崎市)をニューコンセプト店舗に改装した。
同様のコンセプトで、9月にナルス上越インター店(上越市)、10月に原信村上インター店(村上市)を開店した。
「岩上店は、7月に約1km先に競合店舗の出店があったが、7月、8月と二桁の伸びで推移しており、ニューコンセプトの店舗は一定の成果を上げている」(同社)という。
新店舗の基本コンセプトは、「毎日の食生活を豊かに楽しく提案できるSM」で、美味しさの提供、楽しさの提供、便利さの提供、価格は値ごろをはずさない、あか抜けた売り場、生産性の高い店舗づくりをキーワードとして掲げる。
既存店との変更点は、品揃え、内装、外装を中心としており、バックヤードなどのハード面は変更していないという。
原和彦社長は「生鮮食品では手間のかかる販売方法にも挑戦している。ニューコンセプト店舗は生産性が落ちる面もあるので、今後はレイアウト配置、通路幅、バックルームとの連携など生産性の面を改善していきたい」という。

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