タワーレコードは11月23日、タワーレコード渋谷店を全面リニューアルオープンした。全館をリニューアルするのは1995年の開業以来、初の試み。
<タワーレコード渋谷店>
世界最大規模、世界一の品ぞろえを誇るCDショップを目指し、全面リニューアルに合わせ、在庫枚数を10万枚増強し80万枚、売場面積を約50坪増床し1550坪と強化した。
<1階入口付近の商品ディスプレイ>
嶺脇育夫社長は「業界では音楽流通の過渡期と言われているが、いまをチャンスととらえている。ユーザーのニーズは変化しており、カフェなど音楽を買わなくても楽しめる空間も設置した。ライブストリーミングを実施するステージも設置し、店舗からの情報発信も行う。実店舗の強みである五感に訴える売場づくりで音楽の魅力を伝えていきたい」と改装の狙いを説明した。
<地下1階のCUTUP STUDIO>
改装により、地下1階のイベントスペース「STAGE ONE」をライブストリーミングスペース「CUTUP STUDIO」に名称変更し、内装を一新した。ドミューンとコラボレーションによるライブストリーミング配信番組「TOWER RECORDOMMUNE SHIBUYA」で、イベントやオリジナル番組などのストリーミング配信を行う。
<店頭大型ディスプレイで店舗のツイッターを表示>
SNSを活用した取り組みでは、店舗の公式ツイッターのつぶやきを店頭の大型ディスプレイで表示し、店舗のおすすめ商品やお買い得情報をリアルタイムで発信する。
マーケットやお客の嗜好にあわせフロアごとのジャンル構成も見直し、会計も、エスカレーターの移動でどの階でもまとめて会計できるようにすることで、レジの渋滞緩和やお客の趣味にあわせた買い回りを目指した。
<TOWER RECORDS CAFEとTOWER BOOKS>
2Fには、TOWER BOOKSと併設し、本を持ち込んでゆっくりと時間を過ごせるカフェ「TOWER RECORDS CAFE」を導入、8Fには、写真パネル展やアーティストとのコラボ展などさまざまな催事企画を行う「Space HACHIKAI」を展開した。
<視聴機を備えた展示コーナー>
リニューアルにより、渋谷店の全CD販売フロアにてタワーレコードオリジナルのタブレット端末によるデジタル試聴機を約70台導入した。
オープン時には、国内盤として発売されている楽曲、邦楽、洋楽合わせ、約65万曲をフルヴァージョンで試聴できるようになる。フルヴァージョンで試聴できる楽曲については、随時増やす予定という。
<3階のイベントスペース>
<4階のイベントスペース>
<7階のイベントスペース>
嶺脇社長は「音楽ファンが実際に店舗に来店することで、アーティストを身近に感じられる空間を目指した」という。そのため、3階のJ-POP、4階のダンスミュージック、7階のクラッシックの各フロアには、イベントスペースを設置。定期的にアーティストを招き、ミニライブを実施する予定だ。
写真10<8階催事スペース>
体感型の提案として、新たに8階に約50坪の催事スペースを設置し、レコードメーカーと共同でのイベントなどを実施する予定だ。
店舗概要
所在地:東京都渋谷区神南1-22-14
TEL:03-3496-3661
営業時間:10時~23時
店舗面積:1550坪
在庫枚数:約80万枚
<アイドルユニットをコーナー展開>
<ステージ衣装やサインを展示>
<LPレコードコーナーを新設>
<監督別のDVDコーナー>
<映画で使用された小道具も展示>
<地下1階のCUTUP STUDIOのバーコーナー>
<1階の総合案内>
<1階のレジ>
<1階のタワーレコードグッズコーナー>
<1階のタワーレコードカフェグッズ>
<2階のタワーレコードカフェの入口>
<タワーレコードカフェの店内>
<3階アイドルコーナー脇には雑誌コーナーを設置>
<ビートルズのLPコーナー>
<5階のフロア案内>
<6階ではジャズの歴史を名盤と共に紹介>
<6階の落語コーナー>
<6階のお笑いコーナー>
<8階イベントコーナーの展示の様子>
<店内は手書きのPOPを多用>
<改装記念で各アーティストがアルバムを発表>
<改装記念のお祝いのサイン色紙>
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