西鉄／60億円投じ、商業施設を大規模リニューアル

2013年06月28日／店舗

西日本鉄道は6月27日、商業施設ソラリアプラザを60億円を投じ、2年間かけ大規模リニューアルを実施すると発表した。

＜南側（警固公園側）エントランスイメージ＞

今回、ファッショナブルな街・天神の中心に位置するターミナル直結の商業施設としてのポテンシャルを活かした構造とすることで、「九州ナンバーワンのファッションビル」としてふさわしい回遊性・機能性・利便性を備えた施設を目指す。

1989年に開業し、昨秋からターゲット層の見直しや魅力あるテナントの誘致、動線や館内環境の整備を進めていたもの。

＜地下2階（店舗）イメージ＞

地下2階を店舗化するとともに、きらめき通り地下通路と接続させ、地下通路とソラリアプラザと西鉄天神大牟田線の福岡（天神）駅との結節強化を図り、利便性を高める。

地下2階は、“ちょっとした贅沢”を味わえる食物販や“日々の生活を楽しくする”雑貨をラインナップする。

施設の西側（岩田屋側）にエスカレーター棟を新設し、地下2階から地上2階を繋ぎ、きらめき通り地下通路から福岡（天神）駅までのスムーズな動線を確保するとともに、回遊性を高める。

ソラリア西鉄ホテルのエントランスも一新し、ロビーを6階へ移設し、1階部分は店舗化する。

南側エントランス（警固公園側）の外壁を改修し、昨年11月に刷新した警固公園の美しい眺望を活かすため、1階から6階までの外壁をガラス張りにし、明るく開放的な空間を創り出す。

中央エレベーターの改修や各階に休憩スペースを増設するほか、トイレのリフレッシュなど、心地良い空間の創出に努めるとともに、大幅なテナントの入替・改装も行う。

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