ドン・キホーテ/浅草六区に観光客対応の新店オープン
2013年12月13日 / 店舗
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ドン・キホーテは12月13日、東京都台東区浅草に「ドン・キホーテ浅草店」をオープンした。
六区ブロードウェイ商店街振興組合による浅草六区誕生130周年記念事業「浅草六区再生プロジェクト~For the future of the Rock~」の一翼を担う出店。
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩1分、浅草フランス座演芸場東洋館の前に出店した。
浅草六区は、浅草を象徴する浅草寺の西側に位置し、かつては東京一の興行街だった。現在、浅草六区は、興行街としての街のにぎわい再生を目指している。
ドン・キホーテ浅草店は、国際観光都市「浅草」に対応する店舗で、目標年商は40億円、年間来店者数目標は2000万人、想定客単価は2000円。
商品構成は、お土産品、海外ブランド品、家電製品、衣料品、化粧品、日用消耗品、家庭雑貨品、ペット用品、玩具、文具、アウトドア用品、カー用品、バイク用品、自転車、食品、酒など。
開店に向けて3km商圏に5万枚のチラシを配布。開店当日は約400人のお客が開店前に行列し、盛況な客足となった。
商圏特性に合わせて、「地域密着」「観光客需要」「エンターテインメント発信」をコンセプトとしている。
地域密着では、地域住民に向け、地域最安値を目指した驚安価格の食品や日用品を用意。
近年、ドン・キホーテで導入を進めている青果・精肉コーナーを設け、毎日の暮らしにも役立つ店を目指した。
青果コーナーは自社運営の売場となるが、精肉コーナーはテナントの「ミート&デリカエイト」が運営する。
食品でも特徴を持たせ、嗜好品コーナーでは世界のコーヒーを網羅。20か国70アイテムのコーヒーを販売する。
2階では登録販売者による第2類・第3類の医薬品の販売を実施し、店舗の利便性を高めた。
地域住民の高齢化が進んでいることから、介護用品を揃え、大人用紙おむつコーナーを設けた。
健康食品やトイレットペーパーといった日用消耗品も豊富に展開することで、より地域のニーズに対応した店舗を目指した。
1階~4階の導線を上りはエスカレーター、下りは階段を利用する構造にした。観光客や高齢者が気軽に休憩できる場所を提供するため、2階、3階の階段脇には休憩スペースを設けた。
観光客需要は、外国からの観光客に向け、ひな人形や模造刀・有田焼など、日本ならではの商品を多数用意した。
国内観光客向けには、食品を中心とした東京みやげをそろえ、御徒町などで好評なせんべいを強化し、常時150アイテムを販売する。
ドン・キホーテご当地シリーズの第3弾商品として、浅草店限定パッケージの「ドンペンじるしの人形焼」を先行発売した。
観光客の需要も見込めるハンカチは200アイテム以上、箸は300アイテム以上を常時販売する。
3階は衣料品コーナーを設置し、アウター、ボトムス、インナーなど幅広く揃えた。外人向けに、富士山など日本を感じさせる柄の商品も豊富に用意した。
演芸場をイメージしたにぎやかな店内装飾と、ブラウンを基調とした落ち着いた店舗設計を両立させ、浅草らしさをゆったりと体感できる店舗づくりを目指した。
店舗には、POPライターが常駐し、ドンキフォントと名付けた各店舗で共通の書体を用いてPOPを作成し、にぎわいを演出する。
ドン・キホーテでは、店舗の天井まで活用した演出を得意としており、浅草店でも各フロアでマネキンを活用した演出を実施。商品のPRのほか、買い物の楽しさを演出する。
エンターテインメント発信とし、7階フロアにはレストランシアターを導入し、各種催しを通じて「興行街」浅草六区の立地にふさわしい、エンターテインメントを発信する予定だ。
店舗概要
所在地:東京都台東区浅草2-10
営業時間:7時~翌1時
敷地面積:995.0㎡
延床面積:6,436.8㎡
売場面積:2,433㎡
建物構造:鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造地下1階~地上7階建(ドン・キホーテ営業施設は1~4階)
駐輪台数:220台
目標年商:40億円
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