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東芝/ラゾーナ川崎でバーチャル試着を実験

2014年04月23日 / トピックス商品店舗

東芝、東芝ソリューション、柿本榮三美容室(kakimoto arms)は4月22日~5月31日、「kakimoto armsラゾーナ川崎プラザ店」で、バーチャル試着が実際の購買につながるかの実証実験を行う。

<実験概要>
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ヘアサロンでの美容施術中にタブレットで選んだ服を同じヘアサロン内でバーチャル試着した利用者が、実店舗で購入するかなど顧客動向に関する実証実験を行うもの。

<実験のイメージ>
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利用者は、kakimoto armsで診断されたパーソナルカラーをもとに、美容施術中に貸し出された専用タブレットを使い、パーソナルカラーに合った上下100着以上の洋服の中から好きなコーディネートを2通り選ぶ。

美容施術後、店内にある大型ディスプレイの前で選んだ服をバーチャル試着する。

試着した姿を写真撮影し、ディスプレイ上に表示されたQRコードを利用者の携帯電話やスマートフォンなどで読み取ることで、試着した写真とその洋服の詳細状況、クーポンを入手できる。

試着した服を購入する場合は、クーポンを利用して同じラゾーナ川崎プラザ内の協賛アパレルの実店舗にて購入ができる仕組み。協賛アパレルとブランドは、アーバンリサーチの「URBAN RESEARCH Store」、ベイクルーズの「IENA SLOBE」「JOURNAL STANDARD relume」、ワールドの「BISES OPAQUE」。

東芝と東芝ソリューションは、ヘアスタイルやパーソナルカラーに合わせた服をバーチャル試着することによる実店舗への送客効果を、実験を通して検証することで、顧客ニーズの発掘を含めたマーケティングデータの収集を行う。

データを活用し、アパレル業界や美容業界などファッション関連の実店舗やECサイトを組み合わせたオムニチャネルの構築をめざし、2014年度下期の実用化に向けた開発を進める計画だ。

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