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野村不動産、三菱地所レジデンス/西日暮里駅前の2.3ヘクタールを再開発

2015年06月12日 / トピックス店舗

野村不動産と三菱地所レジデンスは6月11日、JR山手線西日暮里駅前の約2.3ヘクタールの駅前再開発事業を発表した。

<開発地域>
開発地域

3月24日に、市街地再開発事業の検討を進めている西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合との協定書を締結し、「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」に事業参画することになったもの。

西日暮里駅前地区では、JR線(山手線・京浜東北線)、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナーの3線が交差する、鉄道のアクセスに非常に優れた立地にふさわしい商業機能、公共公益機能等を備えたまちづくりを検討するため、2014年6月に市街地再開発準備組合を設立し、今後は、2017年度の都市計画決定を経て、2018年度に組合を設立する予定だ。

西日暮里駅の周辺は、荒川区都市計画マスタープランにおいて、「交通結節機能を生かしたにぎわいのある街づくり」「再開発による計画的な土地利用を図るべき地域」として位置付けられる。

市街地再開発の施行検討区域は、西日暮里駅に隣接する約2.3ヘクタールで、旧荒川区立道灌山中学校のほか、在宅高齢者通所サービスセンター、ひぐらし保育園と合わせて約5400m2を所有する、荒川区が最大の地権者となっている。

再開発施設の用途や規模などは今後協議するが、荒川区内で高い交通結節機能を備えた西日暮里駅の優れた立地条件を活かし、周辺土地利用と調和した商業施設や住宅を整備するとともに、多様な公益施設や防災機能を整備するなど、合理的で健全な高度利用と都市機能の更新を図るという。

駅前で、商・住・公の複合再開発のポテンシャルを十分に活かし、権利者(個人権利者、荒川区)や荒川区と共に、荒川区にふさわしいランドマークとなるまちづくりを目指す。

なお、荒川区では、同地区を含む西日暮里駅周辺地域のまちづくり構想を策定中であり、今後は構想に基づいて検討を進めるという。

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