流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





野村不動産/千代田区・港区に商業施設用地を取得

2014年06月11日 / 店舗

野村不動産は6月11日、千代田区と港区に都市型商業施設の開発用地を3件取得したと発表した。

<GEMS市ヶ谷のイメージ>
20140611nomura 1

2012年に開業した都市型商業施設「GEMS渋谷」に続くGEMSシリーズの開発用地を取得したもの。

3月に東京都港区芝大門で「(仮称)GEMS芝大門」の用地を、4月に東京都千代田区六番町で「GEMS市ヶ谷」の用地を取得。そのほか、4月に東京都千代田区にて新たに用地を取得し、シリーズ展開を加速する。

<GEMS市ヶ谷とGEMS芝大門の地図>
20140611nomura2

都市部を中心に展開するGEMSシリーズは、バラエティに富んだこだわりのある飲食店を中心とした店舗構成で、周辺のオフィスワーカーや住民をターゲットとする。

シリーズ第2弾の「GEMS市ヶ谷」は、JR市ヶ谷駅徒歩3分の東京都千代田区六番町に位置する。麹町方面に向かう日テレ通りを上った、視認性の高い交差点角地にあり、2013年9月に着工し、2014年11月のオープンに向け開発を進めている。

市ヶ谷駅周辺は、企業の本社ビルやオフィスビルが数多く立地しオフィスワーカーが多く、周辺の高級住宅街としても知られる番町エリアは、居住人口も多いエリアで、まとまった飲食店を含む商業施設が少ない場所。10店の飲食店が入店する計画だ。

シリーズ第3弾の「(仮称)GEMS芝大門」は、都営大江戸線大門駅徒歩1分、JR浜松町駅徒歩5分の東京都港区芝大門一丁目に位置する。2014年末頃の着工、2016年春のオープンを予定する。

大門・浜松町エリアは、自社所有の「野村不動産芝大門ビル」や、現在建築中の「PMO芝大門」、「PMO芝公園」も所在するなど、オフィスワーカーが多いほか、休日は、東京タワーや増上寺、芝公園等へ訪れる人や周辺の結婚式利用者等、来街者で賑わうエリアとなっている。

野村不動産グループでは、中長期経営計画で、商業施設の開発事業を成長戦略の一つに掲げている。今年度以降は、年間4物件ずつの用地取得を行い、GEMSシリーズの開発を積極的に推進する。

これまで、商業施設事業では、都市型商業施設と再開発事業の2つの事業を展開してきたが、本年度からネイバーフッドショッピングセンター(NSC)事業も新たに展開するという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧