フィンテックグローバル／2017年、埼玉県飯能市にムーミンのテーマパーク

フィンテックグローバルは6月30日、埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とした広大なエリアに、2017年に「ムーミン」の世界を体験できる施設を開設すると発表した。

「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドにあるムーミンワールドを除き、「ムーミン」を主題とした施設としては、日本が世界初進出となる。

施設の開設にあたり、フィンテック社と埼玉県飯能市は施設の開設や飯能市の観光振興に資する事項などで連携協力する「地方創生に関する基本協定」を締結した。

宮沢湖では、1960年頃から、西武鉄道によって「レイクサイドパーク宮沢湖」などの、レクリエーション施設が整備されてきたが、西武鉄道は、フィンテック社に所有する土地を売却する。

宮沢湖の湖面や森林に代表される雄大な自然は、ムーミン作品のテーマの一つでもある「自然との共生」と「ムーミン」の棲む自然あふれるムーミン谷の世界を体現するには相応しく、飯能市の熱心な誘致と協力を受け、フィンテック社が施設を開設することになった。

施設は、ムーミンゾーンとパブリックゾーンの2つのゾーンを設定する予定。ムーミンゾーンでは、「ムーミン」の物語の世界を、楽しめる施設を展開する。

パブリックゾーンでは、宮沢湖周辺が地元の人にジョギングや散策などで親しまれてきたことを踏まえて、誰もが無料で日常的に利用できる公園としての機能を維持するとともに、自然を活用したアクティビティなどを展開する。

2つのゾーンをもって、都市近郊で雄大な自然や北欧のような雰囲気が、気軽で身近に感じられる新しい世界観を提示するという。

施設概要
所在地：埼玉県飯能市宮沢
面積：宮沢湖（周囲2.4km）の周辺土地約187,000m2
※東京ドーム約4個分の広さ

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