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鶴屋百貨店/従業員を講師に、ワイン講座などお客向けセミナー

2015年10月23日 / トピックス商品店舗

鶴屋百貨店は11月12日から、「鶴屋ラララ大学」を開校する。鶴屋ラララ大学では校舎は鶴屋の中、売場やサロンを教室とし、講師は、すべて鶴屋で働く従業員が務める。

<鶴屋百貨店>
鶴屋百貨店

現在、予定しているジャンルは、ファッション、食べ物、インテリア、マナー、育児、文化、しきたり、音楽やアートなど。

<講座紹介>
講座紹介

日頃、さまざまな商品やサービスを扱っている百貨店だからこその講義を提供。深い専門性だけでなく、売場を横断した内容とし、新しい商品や世界を知るきっかけの提供を目指す。

<呉服担当>
呉服担当

1講義60分~90分で、基本的に1講座500円程度を想定し、一部講座は無料で提供する。開校にあたり、年内はすべての講義を無料とし、10月23日から受講予約を開始した。

定員は、講座により6人~20人程度とさまざまで、年間で500人程度の利用者を想定する。

<野菜担当>
野菜担当

開校時は5組の担当が講義を実施。来年1月以降も9組の売場担当者が講義を実施する。今後は、試飲や試食などの実費相当を負担する体験型の講義も想定する。

<ワイン担当>
ワイン担当

百貨店ではたくさんの商品を販売するが、同時にその知識やノウハウも扱っている。こうした知識は、お客の役に立ち、暮らしを豊かにするものだが、売場で話すとセールストークと受け取られることがある。

<ベビー用品担当>
ベビー用品担当

自分たちが持っている知識や楽しみ方をもっと自由に、素直に、思い切り伝えたいという従業員のもつ、知や想いを「講義」という形で届ける企画。

インターネットや大型ショッピング・センターなど、どこでも商品が手軽に手に入る時代において、地域のお客がわざわざ足を運んでくれることの価値や、販売員が対面で接客する価値を、再度考えた結果、この企画が生まれたという。

お客から頼りにされるスター社員を育成し、従業員の接客が評価される百貨店を目指す。

■鶴屋ラララ大学
http://tsuruya-university.jp/

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