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良品計画/上海に世界旗艦店、12月12日オープン

2015年11月12日 / トピックス商品店舗海外

良品計画のグループ会社である無印良品(上海)は12月12日、上海市の主要ショッピングストリートである淮海路に、世界旗艦店となる「無印良品上海淮海(ホワイハイ)755」をオープンする。

<無印良品上海淮海755>
無印良品上海淮海755

淮海路沿いの百貨店、淮海755の1~3階に位置し、売場面積が2790m2を超える店舗で、中国国内の無印良品152店目で、中国最大規模の店舗。

今回、上海で初めて、中国では成都に続く2店目となる、「Cafe&Meal MUJI」を併設するほか、中国で初めてとなる本と商品の編集売場「MUJI BOOKS」や、お客とのコミュニケーションスペース「Open MUJI」を導入する。

資源を無駄にしない取り組み「ReMUJI」の商品もこの店舗で、中国で初めて販売する。

3フロアそれぞれが、異なる自然素材を象徴的に使用した店舗環境を採用。1階は落ち着きのある木材、2階には鉄(金属)のアート空間が広がり、3階はCafe&Meal MUJIのキッチンをガラスが取り囲む。

1階の入口ですべての人の目に映るのは、長い年月を人間のくらしの道具として活躍し、その役割を終えた古い舟。人間が自然に残してきた足跡をインテリアとして使用し、先人の知恵を大事にしてきた無印良品の世界観の一端を表現するという。

日本国内で提案してきた「MUJI BOOKS」を、初めて中国に導入。上海旗艦店では、書籍や雑誌を、くらしの中の「衣、食、住、行、育、楽」をテーマに選書し、無印良品の商品と融合した売場を展開する。ゆたかな暮らしの種となる、思いがけない発見やヒントを、MUJI BOOKSで提案する。

お客との直接のコミュニケーションスペースとなる「OpenMUJI」も中国初の展開となる。地元を基盤として活躍する職人やクリエイターを招待したワークショップやセミナーを開催するなど、情報発信のプラットフォームとして、Open MUJIを軸にお客との交流を積極的に行う。

複数のエッセンシャルオイルを自由に混ぜ合わせ、オリジナルの香りを試すことができる体験コーナー「AROMA Labo」を中国で初めて導入する。

衣料品の生産から販売までの過程で発生した商品を、「染め直し」という手法で新たな価値を与え「ReMUJI」として再生し、この店舗限定で販売。「資源を無駄にしない」「モノを長く大切に使って欲しい」という、無印良品の想いをお客に届けるという。

店舗概要
無印良品上海淮海755
所在地:上海市黄浦区淮海中路755号
営業時間:10時~22時
売場面積:2452m2

Cafe&Meal MUJI上海淮海755
所在地:上海市黄浦区淮海中路755号
営業時間:10時~22時
売場面積:338m2

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