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イオン/総合ファシリティマネジメントサービス目指しグループ2社合併

2010年03月25日 / 経営

イオンディライトとチェルトは3月25日、イオンディライトを存続会社とする合併契約を締結したと発表した。

イオンディライトは、イオングループのサービス事業の中核であり国内最大の総合ビルメンテナンス企業。チェルトは、バックオフィスサポート事業を主力とする。

経済環境が激的に変化する現在、イオングループは、新たな成長に向けて「選択と集中」の観点から事業構造改革に着手し、成長が見込まれる事業領域に経営資源を重点的に配分していく。

合併の目的は、ショッピングセンターを中心に施設管理・警備保障・清掃などに強みを持つイオンディライトと、事務用品や包装資材など、企業向け資材供給と自動販売機の管理・運営に強みをもつチェルトが統合することで、総合ファシリティマネジメントサービス(FMS)企業へと進化することにある。

イオングループの目指す総合FMS事業は、グループだけでなく国内外のあらゆる企業・団体に向けてビルメンテナンスや資材供給、環境負荷低減提案などの運営業務はじめ、人事、総務、経理などの管理業務に至る総合的なサービスの提供を行うことを目的とする。

新生イオンディライトは、イオングループが有する経営資源を最大限活用し、国内における企業・団体に向けた総合FMSの提供を行うとともに中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)エリアでの事業展開も加速していく。

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