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クオール/グループ売上高1000億円へ

2009年02月26日 / 経営

クオールは2月25日、3か年の中期経営計画(2010年3月期~2012年3月期)を発表、グループ売上高1000億円企業を目指す。

中期経営計画によれば、2012年3月期(2011年度)の資本提携含めたグループ売上高1000億円、連結売上高670億円超、連結売上高対経常利益率5.0%以上を目標とする。

具体的な連結業績推移計画によると、2010年3月期(2009年度)の売上高550億円、営業利益14億円、経常利益15億円、当期利益6億円。2012年3月期(2011年度)の売上高は674億円、営業利益35億円、経常利益35億円、当期利益13億円を見込んでいる。

調剤事業や一般薬販売への異業種参入など経営環境が変化するなかで、核となる保険薬局事業は成長スピードを維持しながら収益構造の改革を実現する。また、新業態開発の推進による経営の柔軟性を確保するほか、グループ経営の強化を図る考えだ。

重点施策としては、既存の保険薬局事業の成長について、積極的な店舗開発や小規模効率運営薬局の出店開発・投資効率向上、M&Aの継続推進など7点を挙げている。また、新規事業については、薬局フランチャイズチェーンの開発推進と保険薬局事業への収益寄与や新業態の開発出店と保険薬局事業への収益寄与を目指す。さらに、在宅医療事業を確立する一方、CSR実践も行う計画だ。

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