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ローソン/震災地区内の389店舗休業

2011年03月13日 / 店舗経営

ローソンは3月13日、東北地方と茨城県の店舗状況(13日13時45分現在)について、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、茨城県の913店舗のうち389店舗が休業していると発表した。

東北地方のローソン店舗の現在の状況は、青森県が店舗数171店(営業165、休業6)、秋田県154店(152店、2店)、岩手県161店(1店、160店)、山形県61店(39店、22店)、宮城県165店(46    店、119店)、福島県96店(45店、51店)、茨城県105店(76店、29店)で、合計913店舗のうち524店が営業中で、389店が休業となっている。

被害の出ている店舗でも、できる限り営業を続ける努力をしているが、東北地方のベンダー(商品を製造する工場)が稼動できないため、商品の供給が滞っている。

同日午前10時に、東京より、10トントラック5台で、物資を搭載し、宮城県災害対策本部へ2台分、宮城県・山形県・福島県の店舗用に各1台分ずつを配送し、夜には各地に到着する予定。

物資は、水2Lペットボトル5760本、カップラーメン4万個、箸、乾電池、使い捨てカイロ、マスク。

12日には、店舗の現状把握と店舗営業支援のため、第一陣の本部社員を現地に派遣し、今後も100名ほどの関東以西の社員が被災地に入り店舗の再開に向けた支援を行う。

東北地方以外の被害状況では、関東地方で、弁当・おにぎり・調理麺を製造しているベンダー4社(日本クッカリー八千代、フレッシュダイナー船橋、敷島製パン利根工場・埼玉工場)が被害を受けている。

復旧作業を続けているが、東京での弁当・おにぎり・調理麺の商品の提供数が少なくなっている。

今後、九州、関西地方等の全国のベンダー工場で作られた商品を東北地方の避難所や店舗へ最優先で配送する。

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