流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ルイ・ヴィトン/三陸地方の水産業の復興を支援

2011年06月22日 / トピックス経営

ルイ・ヴィトン ジャパンは、東日本大震災の津波で被災した三陸地方の養殖業と水産業の復興支援をすると発表した。
宮城県気仙沼市で牡蠣養殖業を営む畠山重篤氏が代表を務める水山養殖場を通じて支援するほか、同氏が代表を務める「牡蠣の森を慕う会」、「特定非営利法人森は海の恋人」とともに進める「森は海の恋人運動」も支援する。
森は海の恋人運動は、豊かな汽水域の恵みは豊かな森があってこそ生まれるという点に着目し、おいしい牡蠣を育てるために、気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根山へ植樹運動を続けるなど、環境保全活動や環境教育活動を20年以上にわたり継続している活動という。
約50年前、フランスブルターニュ地方の牡蠣が病気による壊滅的被害に遭った際、宮城県産の種牡蠣がフランスに渡り、ブルターニュのみならずフランスの牡蠣業界を救ったという歴史があり、以来、今日に至るまでブルターニュと宮城県の友好的な関係が続いている。
創業者ルイ・ヴィトンがフランスジュラ山脈の出身であり、トランクの素材にポプラ材を用いるなど、森とは深い縁があるルイ・ヴィトンは、創業当時より環境に対する持続可能な取り組みを積極的に行ってきたという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧