シャルレ／株主らによる損害賠償請求、東京高裁が控訴棄却

2011年12月21日／経営

シャルレは12月21日、株主と元株主合計25名（原告）による損害賠償請求訴訟について、東京高等裁判所は「控訴を棄却する」とするシャルレ側の全面勝訴の判決となったと発表した。
訴訟内容は、シャルレと同社の元取締役5名に、原告から2008年9月22日に開始された公開買付けに対して、取締役会の賛同意見表明の開示等を原因として株価の下落という損害計3億3706万1489円とそれに対する遅延損害金の支払いを求める損害賠償請求で争っていた。
2011年7月7日にて東京地方裁判所より、原告らの請求を全て棄却する判決が言い渡されたものの、不服として、東京高等裁判所に控訴していた。