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カスミ/生鮮食品の放射性物質検査を強化、結果を公開

2012年01月05日 / 商品経営

カスミは1月5日、生鮮食品について放射性物質の自主検査体制を強化するとともに、結果をホームページに公開すると発表した。
青果物は、直接仕入れている契約産地を対象に、毎月1回サンプル検査を実施し、鮮魚は東日本太平洋における回遊性魚種と沿岸性魚種を対象に、毎週1回サンプル検査を実施する。
精肉については、国産牛肉を従来から産地自治体と取引先で全頭検査を実施したものを仕入れている。
今後は、東日本エリアの国産豚肉・国産鶏肉も毎月1回仕入前のサンプル検査(自主検査または取引先での検査)を実施する。
検査方法は、グループ保有のシンチレーションスペクトロメータによる検査を実施し、放射性物質が1kg当たり50ベクレルを超えて検出された場合は、50ベクレルを下回ることが確認されるまで当該産地・漁場の商品の販売を見合わせる。
国が4月からの施行を検討している食品中に含まれる放射性セシウムに対する新たな規制値において一般食品は100ベクレル、乳児用食品は50ベクレルの予定で、50ベクレルを指標とした。

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