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近鉄百貨店/書籍販売子会社の株式をジュンク堂に譲渡

2012年03月28日 / 経営

近鉄百貨店は3月28日、100%子会社ビッグウィルの株式の一部をジュンク堂書店に譲渡すると発表した。譲渡後の近鉄百貨店の株式の所有割合は14%となる。

ビッグウィルは、近鉄百貨店内を中心に書籍とCDの小売業やDVDとCDのレンタル業を営んでいる。

ビッグウィルが商品調達力や電子書籍やネット通販など今後、拡大が見込まれる将来マーケットへの対応力を強化し、企業価値の向上を図るためには、ジュンク堂書店をはじめとする丸善CHIホールディングスグループの経営ノウハウを同社に導入することが最善と考え、株式を譲渡するという。

ビッグウィルの2011年2月期の売上高は22億1728万円、営業利益2134万円、経常利益1425万円、当期利益625万円だった。

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