流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ジョーンズ ラング ラサール/リテール(商業施設)部門を強化

2012年09月13日 / 店舗経営

ジョーンズ ラング ラサールは9月13日、今後需要の増加が見込まれるリテール(商業施設)部門を大幅に強化し、国内外の投資家やテナントへのサービス体制を拡充すると発表した。

リテール専任部門を増員、海外投資家や海外リテーラーとのネットワーク強化、日系テナント850社との関係強化で、リーシング(賃貸借)需要の取り込み強化、リテール専用ウェブサイトを開設、商業施設のバリューアップ事例を紹介、日系テナントの海外進出アドバイザリーもカバーを進める。

リテール専任部門の拡大では、25名体制とし、需要が膨らんでいる海外投資家や海外リテーラー(小売業者)からの問合せに、より迅速に対応できるようにする。

従来の欧米の投資家に加え個人富裕層を含むアジアの投資家がメジャープレーヤーとして登場してきていることや、日本国内における購買力を期待するリテーラーの増加に対応したもの。

増員は投資家のスタンスの変化、「ハイリスク・ハイリターン型投資から日本の不動産物件のような、より安全な資産への投資スタイルへの変化 」に対応することも狙いとしている。

なお、背景にとして、アジア観光客の日本でのショッピング需要の高まり、日本国内での商業施設・専門店における消費意欲の高まり、日本の商業施設へのアジア投資家の投資意欲の高まりを挙げている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧