日本アクセス/フローズンアワード2025、味の素冷凍食品「ギョーザ」が6年連続グランプリ

2025年12月11日 17:30 / 商品

日本アクセスは12月11日、「フローズンアワード2025 表彰式」を開催した。

<過去最高の盛り上がりを見せたフローズンアワード>
過去最高の盛り上がりを見せたフローズンアワード

「フローズンアワード」は、冷凍食品・アイスクリームの人気No.1を一般消費者のWeb投票により決定するコンテスト。冷凍食品であればおかず、ワンプレート、おやつ・軽食、米飯、麺類、新商品、アイスクリームであればカップ、プレミアム、箱、新商品といったカテゴリーごとに、No.1と総合No.1(グランプリ)を決める。

13回目となる今回は、冷凍食品部門は味の素冷凍食品の「ギョーザ」(4万3576票)、アイス部門はハーゲンダッツ ジャパンの「ミニカップ ザ・ミルク」(2万5062票)、ペットフード部門はマルハニチログループのアイシア「ハンバーグと温野菜」(2万1708票)がグランプリに輝いた。

参加企業は冷凍食品メーカー26社、アイスクリームメーカー15社、ペットフード5社、特別協賛1社の計47社。計188品がエントリーした。

オープンキャンペーンは407万180票(昨年比7%増)、クローズドキャンペーン応募数7万4403件(37%増)、PRショートドラマの累計再生回数370万回(23%増)と、昨年を上回る盛り上がりを見せた。

過去最高の投票数となった。同社は「今回は、昨年に続き、売り上げ拡大施策に注力した。PRショートドラマにより認知が拡大。エントリーメーカー各社がSNSで投票を呼び掛け、生活者が応えるなど推し活のような盛り上がりとなった」と分析している。

グランプリを受賞した3社には、日本アクセスから、記念の盾と賞状、オリジナルジャンパーが贈呈された。

<記念オリジナルジャンパー>
記念オリジナルジャンパー

味の素冷凍食品の山口元洋 首都圏リテール カスタマーソリューション部長は「冷凍ギョーザは、初めて買う冷凍食品だと言われている。冷凍食品のエントリー商品として、業界の入り口拡大にこれからも貢献していきたい」と受賞の喜びを語った。

なお、「ギョーザ」のグランプリは6年連続の受賞となる。

アイス部門では、新商品、シェアタイプ(マルチアイス)、プレミアム、ハンディ―、からだケアの5部門の1位をハーゲンダッツが受賞した。

ハーゲンダッツ ジャパンの五十嵐亨子社長は「ザ ミルクはハーゲンダッツのおいしさの源である北海道の乳を味わいを楽しめる商品。一般のお客様から多くの支持をいただき、選んでいただいて光栄だ」と述べた。

今年新設されたペットフード部門は、グランプリ(1位)から3位まで、マルハニチログループのアイシアが独占した。

アイシアの長谷川直樹 冷凍フード事業室長は「グループのペットフードにおいて今年度初めて、冷凍ペットフードに参入した。監修してくださったレストラン、獣医とともに真剣に開発した商品。この企画をきっかけに、冷凍ペットフードの認知拡大につながればと考えている」とコメントした。

日本アクセスの服部真也 社長は「当社は商品を単に流通させるのではなく、商品の価値、作り手の思いを伝える企業でありたい。生活者がもう1品と冷凍食品に手を伸ばしていただけるよう、これからも冷凍食品市場の拡大、新たなマーケットの開発に貢献したい」と意気込みを語った。

取材・執筆 鹿野島智子

【連載】冷凍食品の現在と未来 第3回味の素冷凍食品/「ギョーザ」人気の秘密を探る

【連載】冷凍食品の現在と未来 第2回日本アクセス/チン!するレストランが大ヒット

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

商品 最新記事

一覧

冷凍食品に関する最新ニュース

一覧

アイスクリームに関する最新ニュース

一覧

日本アクセスに関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧