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ワンダーコーポレーション/新星堂と資本・業務提携

2012年10月01日 / 経営

ワンダーコーポレーションは10月1日、新星堂と資本業務提携すると発表した。

同日付で、新星堂の筆頭株主である大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツ(DPI)とグループ会社であるのぞみ債権回収との間で、DPIの保有する新星堂株式の取得とDPI、のぞみ債権回収が保有する新星堂に対する貸付金債権の買受けなどに関する基本合意書を締結した。

DPIが保有する新星堂普通株式17,500,000株(発行済株式の49.7%)を取得する予定だ。

ワンダーコーポレーションは、新星堂が対応しきれていない事業の環境変化への対応、ITシステムへの対応を行っていることから、連携して事業展開することで、ノウハウを享受することでき、異なる立地環境の2社の連携は市場シェア拡大等の相互補完の関係にある。

同じ音楽・映像ソフトを取り扱うことから、共同商品調達・共同商品開発による顧客価値の増大、物流やITシステムの連携や本社機能の協働化によるコスト削減、人事交流や店舗運営ノウハウの共有による生産性の向上といったシナジーを得ることもできるという。

新星堂の有する音楽専門店としてのノウハウを活用し、消費者のニーズに応えるための専門性と利便性の強化、効率的な店舗運営を達成することで、業種業態を超えた企業間競争が激化するエンタテインメント小売業界の再構築を目指す。

2012年2月期の新星堂の売上高は260億6312万円、営業損失2億3115万円、経常損失3億6691万円、当期損失8億7916万円だった。

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