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三越伊勢丹/中期目標で小型店を150~200店出店

2012年11月13日 / 店舗経営

三越伊勢丹ホールディングスが11月9日に発表した2013年3月期第2四半期決算説明会資料によると、成長事業の開発・育成・強化の一環として、小型店事業を強化する。

都市部の生活行動圏、地方部の百貨店空白エリアでニーズにあわせた多店舗展開を加速するもの。中期目標は、新規出店数150~200店、売上高500億円規模、営業利益25億円以上を計画する。

出店モデルのイメージは、1店あたり売上高2~5億円、店舗面積50~200坪、2年目以降の営業利益率3~5%を想定する。

三越伊勢丹ならではの独自MDと高効率な店舗オペレーションを実現するセントラルプランニング・セントラルコントロールにより、展開を強化する。

店舗タイプはMD切り出し型小型店とMD編集型小型店の2つ。MD切り出し型小型店は、グループとして競争力・独自性あるMDを切り出した業態で、他社顧客や非百貨店顧客をターゲットとする。現状では、「イセタンミラー」が該当する。

MD編集型小型店は、百貨店MDをコンパクトに編集し、百貨店ニーズを掘り起こす業態。百貨店空白エリアの地方部では、新たな店舗モデルをベースにしたサテライトの出店拡大や既存店のリファインで対応する。

都市部では、こだわりアイテム編集型での新規出店を想定。現状では、羽田空港内の「イセタン ハネダ スト」が該当する。

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