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SUIT SELECT/消費税増税後も価格据え置き

2013年06月20日 / 商品経営

コナカが展開するツープライス業態「SUIT SELECT」は来春の消費税増税後もスーツ販売価格を据え置く。

<SUIT SELECT>

湖中社長は「増税はチャンスであり、SUIT SELECTはこれまでも価格を変更したことがない。増税後もツープライスを維持する」と語った。

SUIT SELECTは、リアルスーツをコンセプトにアートディレクターの佐藤可士和氏監修のもと、ツープライス業態として展開する店舗。スーツは1万8900円と2万9400円、シャツは2990円と3990円、ネクタイは2990円と3990円、パンツは7350円と9450円で販売する。

コスト削減策として、海外の生産拠点を強化。人件費が高騰する中国での生産比率を3割に以下とし、ミャンマー、インドでの生産比率を上げている。

コナカの年間のスーツ販売数は約120万着で、うち18万着をインドで生産する。インドでは2004年から生産をフル稼働させており、第2生産ラインを増強した。

ミャンマーでもほぼインドと同様の生産数量を維持しているという。生産効率は中国が一番高いが、インド、ミャンマーでも技術指導など、生産効率向上の取り組みを進めており、生産効率が中国に近づいてきているという。

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