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イトーヨーカ堂/北海道のダイイチと業務・資本提携

2013年07月23日 / 経営

イトーヨーカ堂は7月23日、北海道のダイイチと業務・資本提携契約を締結した。

ダイイチは帯広市、旭川市、札幌市を中心に食品スーパーマーケットを展開しており、提携によりイトーヨーカ堂は、北海道地区での食品小売分野の事業基盤強化を図る。

資本提携では、ダイイチが第三者割当により新株式(普通株式)171万6000株を発行し、イトーヨーカ堂が引き受ける。

イトーヨーカ堂のダイイチに対する持株比率は30.00%(所有議決権割合は30.04%)となり、ダイイチの筆頭株主となる。

業務提携では、イトーヨーカ堂とダイイチは、商品の共同調達による原価低減と共同開発による集客力の一層の向上、物流・インフラの相互活用、資材の共同調達によるコスト削減、相互の人材交流などに取り組む。

なお、ダイイチは第三者割当により15億円の資金調達を行い、11月から来年8月までに3店舗(札幌市清田区、河東郡音更町、札幌近郊)の新設資金に充当するとともに、財務基盤を強化する。

ダイイチの概要
代表者:代表取締役社長鈴木達雄
所在地:北海道帯広市西20条南1-14-47
設立:1958年7月
主な事業内容:食品スーパーマーケットの経営
決算期:9月
従業員数:261名(2012年9月末現在)
資本金:8億4000万円
売上高:316億2400万円(2012年9月期/連結)

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