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良品計画／油田開発放棄にむけた基金中止で、寄付金を返還

2014年02月27日 ／ 経営

良品計画は2月27日、油田開発放棄にむけた国際支援基金「ヤスニITT信託基金」プロジェクト中止に関するお知らせを発表した。

南米・エクアドル共和国、ヤスニ国立公園内の油田開発放棄に向けた国際支援基金「ヤスニITT信託基金」プロジェクトの中止に関し、国連開発計画（UNDP）を通じ、エクアドル政府から出資金の返還があったもの。

エクアドル政府は、石油に依存しない社会をどのように実現してゆくかという課題を国際社会へ提案し、ヤスニ国立公園内の油田開発放棄に向け、今までにない経済モデルとしてヤスニITTイニシアティブプロジェクトを立ち上げていた。

良品計画は2012年1月、同政府とUNDPの活動に賛同し、新しい持続可能な秩序の回復や将来のエネルギー問題への解決方法のための基金へ、20万ドルの出資を行った。

しかし、同政府が数年にわたりプロジェクトを世界中で推進したにもかかわらず、政府が目標としていたサポート（出資金・寄付金）を得られなかったため、2013年8月、同政府はプロジェクトの中止を発表した。お客から、集めた寄付金も返還するという。

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