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長野県のマツヤ/アルピコホールディングスと資本業務提携

2014年05月02日 / 経営

長野県でスーパーを展開するマツヤは5月2日、アルピコホールディングスと資本業務提携した。

アルピコホールディングスに対し第三者割当の新株174万8000株(所有議決権割合19.90%、発行済株式総数の割合17.20%)を発行し、3億7931万円を資金調達する。

調達した資金は、店舗の改装に4900万円、維持更新に3億円を充当する。店舗における商品の販売力強化やコスト削減等の効果を見込んでいる。
す。

マツヤは、2014年2月期の業績悪化に伴う自己資本の毀損により、資本増強による安定的かつ健全な財務基盤の構築が必至となっていた。

投資資金の確保と財務基盤の強化を可能とする資本提携先と、収益向上とコスト削減を可能とする業務提携先の両方を満たすパートナーを必要としていた。

一方、アルピコホールディングスは、長野県で小売、交通、ホテル・旅館の各事業を中心に総合生
活関連グループで、長野県内でスーパーマーケット「アップルランド」、「デリシア」の店舗を展開している。

今回の資本業務提携によって、長野県の北信地域を営業基盤としているマツヤと、中信地方を営業
基盤としているアップルランドが、ローカルチェーングループを形成することで、商品の共同開発による商品力強化、店舗運営ノウハウの共有による収益向上や、資材調達等の効率化、物流等のインフラの相互活用等によるコスト削減をシナジー効果として享受できるものと考えている。

アルピコホールディングスから1名を取締役を受け入れる。

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